5年夏合宿(ルビー)

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第9回尾瀬ほたか高原少年サッカー大会(フロンティアカップ)
会場 フロンティアグラウンド
宿舎 せみね山荘
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【1日目】20150724
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5年生の夏合宿が始まった。
早朝の市役所に18名選手が集まった。
サファイアとルビーの2チームに分かれこの夏合宿を3日間を過ごす。
行きのバスで各自の目標を発表した後、監督/コーチからこの合宿の課題を告げられた。

フォルテルビー1日目

JFCときがわイエロー
0-5 負け

試合前のミーティングで全員ルーレットを行うこと、ピンチの時にはスライディングをする事を課題とした。
開始早々、相手の早い動きに翻弄されDFの間にパスを通され失点。
前半は相手のドリブルにも簡単に抜かれてしまい自分たちのプレーができなかった。
しかしながら、試合前に少し話したインターセプトを意識したプレーは見られた。
後半に入る前に声出し、目標が何もできていない事を話し、やりきろうと檄を飛ばして送り出す。
後半にはルーレットする選手が出てきて個人技を意識したプレーができたのは良かったです。

ムサシFCジュニア
1-8 負け

フレンドリーを挟んだ3戦目、選手個別に課題を出す。GKはドリブルで相手を抜く事、
得意なフェイント以外の事をやるなど、もっと個人技を意識するようにした。
前半は個人技を交えたプレーが増え、個人技とパスで相手を崩す部分も多くなり見ていても楽しいサッカーだった。
GKも相手FWを抜こうするドリブルを仕掛けた。
早いプレスで相手のミスを呼び込み1点を取り、1-2で折り返す。
後半は相手選手のメンバー変更とフォルテ選手のスタミナ切れもあり大量失点で終戦。

残り2日間、課題はまだまだあるが明日以降の選手の奮起を期待したい。

5年 栗田
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【2日目】20150725
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ルビーチームの朝は早かった。朝の起床時間の1時間前に全員着替えを済ませ、準備万端?
(睡眠不足がどうプレーに影響するかが心配だ。)
朝の坂道ダッシュがきつかったのか、朝食が進まない2日目だった。

川口ミナミFC-B
1-1 引き分け

やる事は昨日と同じ。昨日のミーティングで学んだオフザボールの動きと面白い個人技を見せてくれと送り出した。
GKのドリブルから相手に奪われ1失点。チャレンジした結果なので仕方ない。
その後、攻撃陣が左サイドの崩しから同点にしてくれた。後半はスタミナ切れか、中盤のプレスがかからなくなり、
相手のカウンターを受けるようになったがなんとかしのぎきり引き分け。
試合終了後、ミスをしたGKが消極的になってチャレンジする事をやめたことを注意した。

FC野洲
0-2 負け

相手はレベルの高い5年生だ。ダイレクトプレーで崩してくる相手にルビーは早いプレスで対抗する。
チャンスを作るがなかなか決めきらない。
逆に相手の早いパス回しにつられてボールサイドに寄せられて逆サイドの相手選手をフリーにさせてしまい2失点。
結局予選リーグ1分3敗で最下位(9位)で予選終了。

順位トーナメント

フォルテルビー(9位)対フォルテサファイア(7位)
2-1
残念ながら下位トーナメントでいきなりフォルテ対決となってしまった。
お互い知り尽くした相手なので、試合前から相当意識して試合に入る。
この試合やっばり簡単にはいかない。選手同士が意識しあってあたりも激しい。
そんな中ルビーがコーナーキックから流し込み先制点。しかし簡単にはいかないのがサッカーだ。
サファイアのカウンターから同点にされ、振り出しに戻った。得点が動いたのは後半。こぼれ球を思い切りMFの選手が振り抜き逆転。
そのままタイムアップ。試合終了直後にサファイアの選手達が全員泣き崩れる姿は精一杯の戦いをした証拠だったと思います。

ムサシFCジュニア

フォルテ同士の戦いに勝利したため、今大会5位で、昨日1-8で負けた相手との再戦が決まった。
初日に出場できなかった選手が絶対勝つと意気込んでいた。
試合は一回り大きい体の6年生に対し、体を張って戦っていた。何度ものピンチを全員で守りきる。
数少ないチャンスだったが諦めずに攻めた。
コートの外からはサファイアチームが大声で応援してくれている。
終盤スタミナ切れになるも気持ちを切らず戦い0-0でタイムアップ。PK戦に突入した。
結果3-5で惜敗。悔しさから全員が泣きながら戻ってきたが、懸命に戦った選手達の姿は素晴らしかった。

2日目は猛暑の中、初戦から4試合をこなすに連れてチームとしてもまとまっていった。
夜のミーティングでは明日の戦術を選手同士で話し合った。
明日の最終日は、合宿集大成の試合をを見せてもらいたい。

5年 栗田
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【3日目】20150726
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いよいよ3日間にわたる夏合宿の集大成を見せる時がきた。
残念ながら選手1名が体調不良となり、昨晩急遽帰ることになってしまった為、8名で戦うことになってしまいました。
今日のフォルテルビーの試合は第3試合の1試合のみ。
サファイアが第1試合を勝てば再戦することになる為全員で応援しました。
昨日サファイアに応援してもらったお返しをする為、キャプテン、副キャプテンを中心に必死に声を出して応援しました。
結果サファイアが勝利してくれたおかげで、再戦できることになりました。

フォルテルビー対フォルテサファイア

2-4 負け

真夏の焼け付くような太陽が降り注ぐ人工芝のグランドの最終戦でフォルテ同士が戦うことになったのは何かの因縁か?
昨日はルビーが勝利したが、試合前のミーティングで昨日事は全て忘れて挑戦者の気持ちを忘れないように指示を出す。
この暑さの中、交代選手がいない為、諦めたら簡単にやられてしまう。
「3日間の成果を見せてくれ」「自分たちの楽しいサッカーをしてくれ」と送り出した。
試合開始前から選手達はは気持ちを前面に出してくれた。普段声を出せない選手が集まったルビーチームがみんなで声をかけ盛り上げている。

キックオフ

オープニングシュートはサファイアだった。
キックオフ直後のボールを右サイドの選手がシュート。なんとか凌いだ。
その直後にはルビーの決定的なシーンだったがサファイアGKの顔面ビッグセーブによって得点が奪えなかった。
昨日に続き意地と意地のぶつかり合いだ。先制点はルビー。
約束事を決めたコーナーキックから、FWの選手がボールをキープしてコーナーキックをした選手に落として、
角度のないところからのシュートが決まった。しかしやはり一筋縄ではいかない。
今度は逆に相手コーナーキックから後方に落とされたボールをサファイアDFが思い切りシュートし、
ルビーゴールに突き刺さってしまっい、振り出しに。
つづけてスルーパスに抜け出したサファイアFWが素晴らしいダイレクトシュートで逆転されてしまった。
でもまだまだルビーの選手達は楽しませてくれる。
今度はルビーFWがゴーラインを割りそうなボールを諦めずに奪い、GKをかわしてシュートし再度振り出しに戻した。
ここでハーフタイム。2-2で折り返した。ハーフタイムで戻ってきた選手はかなり消耗してた。
交代選手がいない為、気持ちが切れて一人でも走れなくなったら簡単にやられてしまう事を話し、
とにかく体を休めるように指示した。
後半に入って得点したのはサファイア。DFの跳ね返したボールをシュートされ失点。
また、残り少ない時間で逆転を狙い前がかりになったところをカウンターで抜け出され、
GKもかわされて追加点を取られてしまい、タイムアップ。
ルビーの選手達は、今日もこの合宿の課題である個人技とパスを融合して、色々な技を繰り出し最後まで全力で戦った。
体を張って守り、最後まで諦めずにボールを追いかけ、声も出せるようになった。
試合を終え泣きながら戻ってきた選手たちに素晴らしい試合を見せてくれてありがとうとお礼を言いました。
話しながら不覚にも涙腺が緩んでしまった。

この合宿でルビーというチームは解散し、来週からの試合はフォルテで一つになって戦っていくが、
合宿を通してチャレンジし成長した事を必ず生かしてほしいと思います。

この合宿でサッカーの試合を通しては素晴らしいプレーを見せてもらいましたが、
生活面ではまだまだ人任せな部分が多かった合宿だったと思います。
この合宿で監督・コーチから褒められた事、怒られた事、アドバイス等を忘れずにこれからのサッカーに取り組んでほしいと思います。
今回、ルビーのチームを預からせて頂き私自身も色々と勉強させて頂きました。
また、選手達のひたむきにプレーする姿に感動させられました。
また、3日間審判をして頂いたり、スケジュールの合間を縫ってフレンドリーを組んで頂くなどサポート頂きました監督、
コーチの皆様、本当にありがとうございました。

保護者の皆様
初めての大会参加で勝手がわからない中、準備や当日の日帰りや宿泊でお手伝い頂きありがとうございました。
お陰様で無事夏合宿を終える事が出来ました。
選手達はこの夏合宿を通して色々チャレンジし、成長したと思います。
是非この3日間の話を聞いてあげてください。みんな自信を持ってプレーしていました。

感動のあまり、かなりの長文になってしまいすいませんでした。

5年 栗田