5年東葛飾予選②

フォルテ野田SC 0-2 風早レクトFC
フォルテ野田SC 3-0 常盤平
2位にて中央大会出場決定

会場 柏市立風早南部小学校

対 風早レクト 0ー2負け
対常盤平(B)3ー0勝ち

東葛リーグ決勝トーナメントへの進出をかけたリーグ戦最後の2試合。5チーム中決勝トーナメントへの切符は2枚。既に2勝している我がフォルテ。中身の濃いゲームで決勝トーナメントへの切符を手に入れたいところであった。

第一試合 風早レクト戦
序盤から相手は激しいマークとチェックを仕掛けてくる。相手に背中をつかまれたり、予期せぬ方向からの当たりに戸惑いびびってしまったのか完全に自分達のサッカーを見失ってしまう。そんな中、右サイドの裏へのパスからセンタリングをあげられての失点。ボールばっかりを追うのではなく、相手のパスを予想してインターセプトが狙える位置でのポジショニング。全員が意識していれば防げたかもしれない失点である。メンタル面、フィジカル面の弱さから完全に相手にペースをつかまれた状況下ではこのような基本プレーが出来ない。メンタル部分を鍛えるとともにまだまだ選手達の体に守備の基本が染み込んでいないことを痛感させられた。ハーフタイム。ボールばっかり追うな。チャレンジは基本1人。後はカバーとインターセプトが狙える位置でのポジショニング。そしてボールを奪ったら闇雲に前に蹴り出すのではなく、確実にボールを繋ごう。どんな状況下でも落ち着いて自分達のサッカーをやろう。こうやって送りだした後半。徐々に落ち着きを取り戻し、チャレンジ& カバーとボールを繋ごうという努力が少しずつ見られる。しかし、中盤でのボール支配が弱く、なかなか得点圏にボールを繋げない。このような中、不運なファールから相手に追加点を許してしまいタイムアウト。非常に悔しい結果でしたが、選手達の課題が浮き彫りになったゲームでした。

第二試合 常盤平戦
第一試合での課題を克服すべく、守備の仕方、ボールを奪ってからのボールを繋いでの攻撃をテーマに望んだ。第一試合に比べ相手のマークもチェックもそれほど厳しくない。比較的楽にボールを奪える。ボールを奪ってからは、確実にボールを繋いで攻めたいところだ。しかし6~7割位は相手陣地内での攻撃であるにも関わらず、思うように得点に繋がらない。フォルテのボールを奪おうと相手は複数人で押し寄せてくる。故にスペースが至るところに出来るのだが、そこにボールを繋ぐことが出来ない。相手の動きにつられどうしても狭いエリアでごちゃごちゃしたサッカーをしてしまう。それでもなんとか前半は3点を奪うことが出来たのだが、残念ながら後半は得点をあげることが出来なかった。フォルテのストライカーへの守備が一層激しくなり、ドリブルで仕掛けようとしても3~4人がかりで潰されてしまう。まさにチームの組織力の無さが露呈してしまった後半でした。

秋~冬にかけて、守備は攻撃の始まりであることを意識しての組織でのボールの奪い方、そしてボールを奪った後、ボールを繋ぐことでの攻め上がりをテーマとした練習に取り組んでいます。子供達にはまだまだ難しいところがありますが、一段上のステージに行くためには、避けては通れないテーマです。

保護者の方々、本日も車だし、応援、お迎えとご協力いただきありがとうございました。来週は電車での遠征となりますが、引き続き応援等よろしくお願い申し上げます。

(矢形)

今大会 3勝1負
 得点13 失点2

5年東葛飾リーグ Lグループ順位
1位 風早レクトFC (勝ち点12)
2位 フォルテ野田 (9)
3位 柏エフォート (6)
4位 松戸小金原ネイビー(3)
5位 常盤平-B (0)