6年第38回全日本2日目初戦

1-1(PK5-4)子安少年FC
会場 白井市立清水公口小学校

6年第38回全日本少年サッカー大会千葉県大会初戦
好天の白井市立清水口小学校

 1回戦で7得点を上げた相手チームはフィジカル、テクニックともフォルテより勝り完成度の高いチームであった。
特にMFとTopは互いに前に出たり後方ラインまで下がったりとバイタルエリアをコントロールしていた。
最終ラインはもう一人のテクニシャンがDFからのBuild UPを最終的に右FWに展開して得点を狙ってきた。
中盤での闘いが鍵となった。

緊張感あるNice game
はらはらドキドキの試合でしたが、勝利を奪い取りました。
多くの保護者の期待と選手の気持ちが一体となった勝利でした。
試合後は選手も保護者も笑顔です。
選手に感謝の初戦でした。

詳細は谷津ヘッドコーチから
(吉原)

1-1(PK5-4)子安少年FC

会場 白井市立清水公口小学校

GWが終わり気づけば念願の白岡大会での優勝から1週間が経っていた。
春先から取り組んできた8人制。
テストマッチや招待試合を戦い、新しいことに戸惑いながら、
着実に進んできた選手・チーム。
しかしコーチ陣は未だチームに生まれて来ない緊張感に、
天性なのか図太さなのかと感じていた。。。

初戦当日は朝から眩いばかりの快晴だ。
集合場所には15名の選手が集まった。
会場である白井市清水口小学校までは車で40分程度。
フォルテの試合は午後のキックオフだが、
対戦相手のスカウティングの為に午前中からの出発となった。
会場である小学校の隣には緑の鮮やかな公園が広がっている。
コーチ陣の事前下見の結果から、落ち着いた時間を作る場所と考えた。

会場に着くと、住宅街の中であることを忘れてしまいそうな、
大きく開けたグランドの会場であることを改めて認識させられた。
早速午後に対戦するであろう相手のスカウティングに入った。
「キープレイヤーは?」「マッチアップするであろう相手選手は?」
前後半の観戦を終了し、ここから徐々に初戦へのモードに切り替えて
行かなければならない。
昼食、選手チェック、アップ、ミーティング、
どれをどのタイミングで行うか。コーチ陣が話し合い、
選手たちに以後の予定が発表される。
先ずは選手チェックを受け隣の公園で昼食からアップ。
14時のキックオフには
時間があるようで実際には足りない。
アップが始まると選手たちに緊張感を持たせようと、
いつも以上に激しくプレッシャーを与え続ける。
そんな最中、午前中の別件を済ませたフォルテ審判団も駆けつけ、
アップに協力いただいた。ありがたい。

アップを終え、ユニフォームに袖を通す頃になると、
選手の顔が一様に変わってきている。
あきらかに緊張しているのがこちらにも伝わってくる。
午前中のスカウティングを交え、ミーティングがスタート。
対戦相手は午前中の試合で得点を重ねて勝利していた。
マークの相手、マークの注意事項などをを確認し、
ベンチへ向かう。そしてキックオフとなった。

前半 (1-0)
相手ボールでのキックオフ。相手チームはMFの2人を基点に
サイドからの攻撃や中央突破を狙ってくる。
フォルテもボールを奪うと俊足両サイドが持ち込み、
中央へとセンタリングを上げるが簡単には打たせてもらえない。
両チームともに1本ずつのコーナーキックを打っているが、
得点には至らない。開始7分、右サイドからのコーナーキックを
得るとタイミングよくフォルテFWがヘッドで競りに行くがDFに阻まれ、
こぼれたボールをSBがシュートするが枠外となってしまった。
徐々に緊張が解れCBがポジションやマークのコーチングの声が
出てきた。入り方としては上々であろう。
フォルテMFが相手と良く競ることで攻撃の基点を防いでいる。
フォルテGKにこぼれて来たボールを左サイドから徐々に繋ぎ、
本日の初戦を任されたキャプテンがゴール前に切り込み、
角度のないところからシュートを放つ。。。
エンドラインから切れてしまうと思われたボールは、
ゴール右ポストに当たり、ネットに吸い込まれた!

後半 (0-1)
前半から1-0で折り返しているが、追加点がほしい。
しかし、相手チームの怒涛の攻撃が始まった。
さすがに2人の相手MFと競ってきたフォルテMFに
徐々に疲れが見え始めると、相手の攻撃に勢いが出てくる。
ベンチからも必死に応援するが徐々にマークに
ズレが生まれてきた。
本日、足を痛めながらもやらせてほしいと、
ベンチに控えていた選手に託し、良く戦ったMFを交代する。
なんとか守り相手DFのウラへ抜けチャンスを作るが
得点まではたどり着けない。
残り2分にさしかかった頃、浅くなっていたCBから中央突破され、
同点ゴールを決められてしまった。

PK戦 (5-4)
フォルテ先行で行われたPK。
3本目までは両者決めていたが、
我がフォルテGKは何本かボールに触っていた。
4本目以降はサドンデス。
5本目をフォルテが決め、相手の動きを「カン」で読んだという
フォルテ守護神。見事に相手ボールを弾き勝利へと導いた。

フォルテ守護神が守り、終了のホイッスルがグランドに鳴り響いた瞬間、
グランドにいた選手がGKめがけて、駆けてゆく。
ベンチの選手、コーチ、そして応援の父兄もきっと駆け寄りたくなったであろう、
喜ばしい瞬間だった。
自分たちの次の試合で、次節の対戦相手が決まる。
フォルテ審判団の厳しくも鮮やかな音色のホイッスルが響く試合を観戦し、
会場をあとにした。

本日の試合、主管本部を唸らせるナイスゲームでした。
試合中、ベンチの後ろにある本部席より感嘆の声があがる、
選手、ベンチ、ご父兄が一体となった心に残るゲームとなりました。
選手たちは最後まで諦めず、必死に戦いました。
経験したことのないであろう緊張感のある試合に挑み、戦い抜きました。
このような結果を残せたのは、日頃より家庭での健康管理などの
様々なご苦労の賜物であろうかと思います。
本日も沢山のご父兄の応援をいただき、ありがとうございました。
次節も成長を続ける選手たちへのエールをよろしくお願い致します。
また、後から駆けつけていただきました、
審判団の小西監督、山崎コーチ、ありがとうございました。

(谷津)